英語を話し出すまでのインプットの期間

先日フェイス〇ックで「5年前の今日」というのが出てきました。当時私は、長女の英語でとても悩んでいた時期で、その頃投稿していた記事もそれについて書いていました。


ちょうど5年前は、長女(現在8歳)がアメリカのプリスクールの2年目を終える頃でした。当時4歳だった彼女は英語の環境に入って2年が経っていましたが、プリスクールでは一切お話をしようとしないままでした。担任の先生との面談ではついに、「言語障害があるかもしれないから、セラピストに行った方が良い」と言われてしまい、私はとても悩んでいました。とはいえ、彼女は単に”話す自信が付くまで話したくない”ということだったようで、その後キンダガーテンに上がった後はどんどん話すようになっていきました。


日本での英語教育も、どんどん話す練習をした方が良いと言われています。

私も、外交的なお子さんはそうしたが良いと思います。

しかし、長女のようにシャイで恥ずかしがり屋なお子さんもたくさんいらっしゃると思いますので、一概にそうとは言えないと感じています。

日本の小学校でも、教室で手をあげて発表するのでさえも緊張します。母国語の日本語なのに。

まして、慣れない外国語で話すことは、それよりも勇気のいることだと思うのです。

「この英語のフレーズは絶対言える!」と自信がつくまで、何度も何度もインプットする期間は、きっと個人差があって良いのだと思います。それが1年かかっても2年かかっても、それ以上かかっても。

その間、英語が上達していないなんてことはありません。きっとABCはちゃんと覚えていますし、ライティングやリーディングは頭に入っているはずです。

幼稚園や小学生から英語を始める利点は、のんびりゆっくりインプットに時間をかけれることだなぁ、と思います。


(余談)

次女は2歳くらいから英語の環境に入りました。彼女もシャイですがお友達と遊ぶことが大好きでしたので、1年くらいで単語は発するようになっていました。また、長男は1歳半からでしたが、彼は外交的なので入ってすぐから「No!」とおもちゃの取り合いをするようになりました。やはり、性格は言語に大きな影響を与えるようです。また、年齢も関係するのかもしれません。やはり早ければ早いほど、外国語への抵抗は少ないようですね。



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